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PR素材

ガジェット商品のPR素材チェックリスト:メディア掲載に向けて揃えるもの

ガジェット・家電の新商品PRで、編集者が記事を書くために必要な素材を一覧にしました。商品情報、写真・動画、スペック表、サンプル、問い合わせ窓口まで、抜けやすい点と整え方を解説します。

Gloture編集部公開 約5分

PR素材キット

01基本情報・価格・発売日
02一文の説明と新しい点
03写真(白背景・使用シーン)
0430〜60秒の動作動画
05スペック表と認証状況
06貸出サンプル
目次
  1. なぜ素材の準備で差がつくのか
  2. 1. 基本情報
  3. 2. 商品説明
  4. 3. 写真
  5. 4. 動画
  6. 5. スペック表
  7. 6. サンプル(実機)
  8. 7. 渡し方
  9. 発表前の最終チェックリスト

この記事の結論 ガジェットの新商品が記事になるかどうかは、リリース本文だけでなく「編集者が追加の問い合わせをせずに記事を書けるか」で大きく変わります。基本情報、商品説明、写真、動画、スペック、サンプル、渡し方の7項目を、発表前に揃えておきましょう。

なぜ素材の準備で差がつくのか

編集者が新商品を取り上げようと思ったとき、記事にするまでに確認したいことはほぼ決まっています。正式な商品名の表記、価格は税込か税抜か、使ってよい写真はどれか、実機は借りられるか。これらがすぐに見つからないと、担当者は問い合わせるか、別の商品を選ぶかを決めなければなりません。締切が迫っているときほど、後者が選ばれがちです。

編集者が記事にしようと思ったとき

そのまま書ける

素材が揃っている

  • 正式な商品名、税込価格、発売日がすぐ確認できる
  • 使ってよい写真と使用条件が分かる
  • 実機の貸出条件が決まっている
  • 締切までに記事にできる
止まる

素材が足りない

  • 表記・価格・写真について問い合わせが必要になる
  • 返事を待つ間に締切が近づく
  • 別の商品が選ばれることがある

素材の準備は地味な作業ですが、メディアアプローチの成果を底上げする確実な方法のひとつです。以下のチェックリストは、Glotureがガジェット・家電の新商品PRで実際に確認している項目をもとにしています。

1. 基本情報

項目 確認すること
商品名 正式表記(大文字・小文字、スペース、記号)、カタカナ表記、読み方
型番・バリエーション 型番、カラー、容量違いなどの一覧
価格 税込価格を明記(税抜を併記する場合は区別がつくように)
発売日・販売場所 発売日、予約開始日、販売チャネル(自社EC、モール、店舗、クラウドファンディング)
問い合わせ先 媒体向けの窓口(担当者名、メール、電話)と、読者向けの窓口を分けて記載
会社情報 会社名、所在地、Webサイト、海外ブランドの場合は日本での販売元

商品名の表記ゆれは、意外なほど多く見られます。リリース、商品ページ、パッケージで表記が違うと、記事内の表記もばらばらになり、検索でも見つかりにくくなります。

2. 商品説明

  • 一文で言う説明 「何をする、どんな商品か」を40〜60字程度で。
  • 新しい点 何が新しいのかを一つに絞った説明。
  • 利用シーン 誰が、いつ、どこで使うのか。写真と対応させると伝わりやすくなります。
  • 開発の背景 なぜこの商品をつくったのか。開発者のコメントがあると記事に使いやすくなります。
  • 根拠 性能の主張を支える試験データ、第三者認証、受賞歴など。最上級の表現(「世界初」「業界最高」など)を使う場合は、根拠を必ずセットにします。

3. 写真

種類 ポイント
白背景の商品写真 正面、斜め、背面、側面。切り抜いて使える高解像度のもの
サイズ感が分かる写真 手に持った状態、机の上、部屋に置いた状態など
使用シーンの写真 想定する利用場面。生活感のある写真はライフスタイル系の媒体で使われやすい
ディテール写真 ボタン、接続端子、素材の質感、可動部
パッケージ・付属品 同梱物がひと目で分かる写真

あわせて、写真の使用条件(使用できる範囲と期間、クレジット表記の要否)を明記しておきます。人物が写っている写真は、モデルの肖像の使用範囲を事前に確認しておかないと、媒体側で使えないことがあります。

4. 動画

動作が価値になるガジェットでは、短い動画の有無が大きく効きます。30〜60秒程度の動作が分かる動画、横型と縦型の両方があると、Web記事、SNS、テレビの企画検討のいずれにも使いやすくなります。音声なしでも内容が分かる構成にしておくと、使われる場面が広がります。

5. スペック表

ガジェットの記事では、スペックは本文の後半や表で必ず使われます。次の項目を、単位まで揃えて一覧にしておきます。

  • サイズ、重量(付属品を含むか含まないかを明記)
  • バッテリー容量、駆動時間(測定条件)、充電時間、充電方式
  • 接続方式(Bluetoothのバージョン、Wi-Fi、端子の種類)、対応OS・アプリ
  • 素材、カラー、防水・防塵の等級
  • 付属品、保証期間、サポート窓口
  • 日本で販売するために必要な認証の取得状況

最後の項目は特に重要です。無線を使う製品の技術基準適合証明(技適)や、電気用品安全法の対象製品に必要なPSEマークなど、日本の制度に沿っているかどうかは、媒体にとっても紹介してよいかを判断する材料になります。電気用品安全法では、PSEマーク等の表示がない対象製品は販売も販売目的の陳列もできないと定められています(経済産業省、総務省 技適マークのQ&A)。取得予定の場合は、その旨と時期を正直に書いておきましょう。

6. サンプル(実機)

  • 貸出できる台数と期間、返却の要否
  • 初期設定の状態(充電済みか、アプリの登録が必要か)
  • 日本語の説明書、または簡易的な使い方の資料
  • 日本の電源・端子で使える充電器の同梱
  • 撮影や分解レビューの可否

ガジェット媒体には、実際に使ってから書くことを重視するところが多くあります。サンプルの準備ができない場合は、オンラインでの説明や動画で補えるかを検討しておきます。

7. 渡し方

素材が揃っていても、渡し方が煩雑だと使われません。

  • ダウンロードURLは一つにまとめる(リリース本文、写真、動画、スペック表、ロゴ)
  • フォルダは「写真_白背景」「写真_使用シーン」のように中身が分かる名前にする
  • ファイル名に商品名と内容を入れる(例:productname_front_white.jpg)
  • 閲覧に申請やログインが必要な共有方法は避ける
  • 情報解禁日がある場合は、フォルダの先頭とメール本文の両方に明記する

発表前の最終チェックリスト

発表前の最終チェックリスト

情報

  • 商品名の表記がリリース・商品ページ・パッケージで揃っている
  • 税込価格、発売日、販売場所が明記されている
  • 「何が新しいのか」が一文で書けている
  • 媒体向けと読者向けの問い合わせ窓口が分かれている

素材とサンプル

  • 白背景・使用シーン・サイズ感・ディテールの写真がある
  • 30〜60秒程度の動作動画がある
  • スペック表が単位まで揃っている
  • 日本で必要な認証の取得状況を確認した
  • サンプルの貸出条件が決まっている
  • 素材のダウンロードURLが一つにまとまっている

素材を整えたら、次はどの媒体にどう届けるかです。配信と個別アプローチの使い分けはPR配信とメディアアプローチの違いで解説しています。クラウドファンディングで先行販売する場合は、クラウドファンディング前後のPR設計もあわせてご覧ください。

この記事は、株式会社Glotureの商品PR支援経験をもとに編集しています。