小売店に提案する商品資料の作り方|1枚資料・価格・実績・FAQ
小売店との商談に使う商品資料の作り方。1枚資料の構成、価格と卸価格、実績、パッケージ、サポート、認証、FAQ、サンプルまで、バイヤーが確かめたい点と、PR資料が果たす役割を解説します。
Gloture編集部公開 約3分
バイヤーに渡す商品資料
- 1枚資料の構成
- 添えるもの
- PR資料の役割
- チェックリスト
この記事の結論 小売店との商談では、バイヤーが社内で回覧しやすい「1枚の商品資料」と、価格・供給・サポート・法令への対応といった取引の情報、そして「売り場で動きそうだ」と判断できる実績を揃えておくことが大切です。PR実績やクラウドファンディングの結果は説得力を高めますが、それだけで導入が決まるわけではありません。採否は、商品と取引条件の全体を見て小売店が判断します。
バイヤーは何を見ているのか
バイヤーが新しい商品を検討するとき、知りたいことは大きく2つです。「この商品は自分の売り場で売れるか」と「この会社と取引して問題が起きないか」。商品資料は、この2つの問いに短く答えるためのものです。
バイヤーが確かめたい2つのこと
売り場で売れるか
- 誰が、どの売り場で選ぶか
- 価格と見た目
- 需要を示す実績
- 販売員が伝えやすいか
取引して問題がないか
- 卸価格・発注単位・納期
- 供給と在庫
- サポート・返品
- 認証・表示
1枚資料の構成
商品資料の中心は、A4・1枚で商品の全体像が分かる資料です。バイヤーが社内の会議にそのまま持ち込めるよう、要点を絞ります。
1枚資料の構成
- 1上段
商品の全体像
- 商品名・写真・一文の説明
- 想定するお客様と売り場
- 2中段
取引の情報
- 希望小売価格・卸価格
- 発注単位・納期・入数
- 3実績
売れる根拠
- 販売・掲載・クラファン
- レビュー(条件つき)
- 4下段
安心材料
- 仕様・パッケージ・JAN
- サポート・認証・サンプル
商品概要
商品名、カテゴリ、商品写真、一文の説明。「何の商品か」が数秒で分かるようにします。
想定するお客様
誰が、どの売り場で選ぶ商品か。店頭のどの棚に並ぶかを想像できると、バイヤーも判断しやすくなります。
価格と卸価格の考え方
希望小売価格(税込)、卸価格、発注単位、納期。小売店と卸の利益が確保できる価格になっているかは、必ず見られる点です。ECでの販売価格と店頭価格の関係も説明できるようにしておきます。
実績
販売実績、メディア掲載、クラウドファンディングの結果、レビューなど、需要を示す材料を短くまとめます。数字には集計時点と条件を添えます。まとめ方は小売商談に使えるPR実績のまとめ方をご覧ください。
パッケージと仕様
パッケージの写真とサイズ、入数、JANコードの有無、主な仕様。店頭に並べたときの見え方が分かる情報です。
サポートと取扱説明書
日本語の取扱説明書、保証、問い合わせ窓口、修理や返品の対応。小売店がサポートを肩代わりせずに済むかどうかが見られます。
法令への対応
電気製品や無線を使う製品は、PSEマークや技適など、日本で販売するために必要な認証や表示の状況を記載します(経済産業省、総務省)。対象かどうかの判断は、専門家や関係機関に確認します。
サンプル
商談用のサンプルの有無と、提供・貸出の条件。
1枚資料に添えるもの
- よくある質問(FAQ) バイヤーや店頭スタッフから聞かれそうな質問と答え
- 販売促進の計画 PR、SNS、店頭での見せ方など、導入後に売るための計画
- 販売員向けの一文 POPや接客でそのまま使える、商品の説明
PR資料が商談で果たす役割
メディア掲載やレビューは、第三者が商品を評価した事実として、商談の説得力を高めます。また、PRのために整えた商品ストーリーや写真は、POPや売り場の説明にも使えます。
ただし、PR実績だけで導入が決まるわけではありません。価格、利益、供給、パッケージ、サポート、法令への対応が整っていなければ、商談は前に進みにくくなります。小売店への提案ルートは日本の小売店に商品を置いてもらうには?、店頭の市場動向は家電量販店では何が売れている?で整理しています。
商談前のチェックリスト
商談前のチェックリスト
1枚資料
- 商品名・写真・一文の説明
- 想定するお客様と売り場
- 希望小売価格・卸価格・発注単位・納期
- 実績(集計時点と条件つき)
- 仕様・パッケージ・JAN
- サポート・認証・サンプル
添える資料
- FAQ
- 販売促進の計画
- 販売員向けの一文
Glotureができること
Glotureは商品PRの会社です。小売店への取次や販売代理、卸の業務は行っておらず、店頭への導入をお約束することはできません。お手伝いできるのは、売り場で伝わる商品ストーリーと、商談の材料になるメディア掲載や反応をつくり、PR配信、メディアアプローチ、自社メディアModern-Gでの紹介、掲載レポートにまとめることです。PR予算は30万円からご相談いただけます。
この記事は、株式会社Glotureの商品PR支援経験をもとに編集しています。
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