AIで作ったプレスリリースをPR会社が見るときのチェックポイント
AIで作ったプレスリリースの下書きを配信する前に確認したいポイント。ニュース性、見出しとリード、事実・価格・発売日・販売チャネル、根拠のない表現、写真・動画・FAQ、配信前チェックリストまで。
Gloture編集部公開 約4分
配信の前に確認すること
- 確認ポイント
- リスク
- 準備度
- チェックリスト
目次
この記事の結論 AIを使えば、プレスリリースの下書きは短時間でつくれます。構成を整えたり、言い回しを比べたりするのにも便利です。ただし、そのまま配信する前に確認すべきことがあります。ニュース性があるか、見出しとリードが商品説明で終わっていないか、事実・価格・発売日・販売場所が正しいか、根拠のない表現がないか、媒体が使える写真・動画・FAQがあるか。この記事では、PR会社がAIの下書きを見るときに確認するポイントを整理します。
プレスリリースの下書きにAIを使うという選択肢
文章生成AIが身近になり、プレスリリースの下書きにAIを使うことも選択肢のひとつになりました。下書きにかかる時間を減らせれば、その分を事実の確認や、媒体への届け方に使えます。
AI下書きのメリット
- 箇条書きのメモから、リリースの型に沿った下書きができる
- 見出しの候補を複数出して比べられる
- 長い文章を短くし、文体を整えられる
- 担当者が変わっても、一定の形を保ちやすい
PR会社がまず見るポイント
AI下書きを確認する順番
- 1ニュース性何が新しく、誰に関係があるか
- 2事実と表現価格・日付・販売場所、根拠のない表現
- 3素材写真・動画・スペック表・FAQ
ニュース性があるか
「新商品を発売しました」だけでは、媒体が取り上げる理由になりにくいものです。何が新しいのか、誰のどんな場面を変えるのか、なぜ今なのか。詳しくは新商品PRでニュース性を作る方法をご覧ください。
タイトルとリードが商品説明だけで終わっていないか
AIの下書きは、見出しが「〇〇を発売」、リードが会社紹介や商品の特徴の羅列になりがちです。見出しで一番新しい事実を、リードで「誰が、何を、いつ、どこで、いくらで」を短く伝えられているかを見ます。
事実・価格・発売日・販売チャネルが正しいか
AIは、もっともらしい数字や日付を補ってしまうことがあります。商品名、型番、税込価格、発売日、販売場所、仕様、会社情報、問い合わせ先は、必ず自社の資料と照らし合わせます。入れるべき項目はプレスリリースに入れるべき商品情報をご覧ください。
AI下書きで起きやすいこと
見出しが商品説明だけ
- 確認のしかた
- 一番新しい事実を見出しに入れる
数字や日付の補完
- 確認のしかた
- 自社の資料と一つずつ照合する
最上級・比較表現
- 確認のしかた
- 根拠がなければ削除する
会社紹介が長い
- 確認のしかた
- リードは事実を優先する
素材の記載がない
- 確認のしかた
- ダウンロードリンクとサンプル条件を入れる
誇張表現や根拠のない表現がないか
「No.1」「業界初」「誰でも」「必ず」といった表現は、根拠がなければ削除します。商品の品質などについて、合理的な根拠のない表示は不当表示とみなされることがあります(消費者庁)。No.1表示については、消費者庁が実態調査の結果を公表しています(消費者庁)。また、レビュアーやクリエイターへの依頼を伴う場合は、広告であることが分かる表示が必要です(消費者庁)。表現の法的な判断は、専門家にご確認ください。
メディアが使える写真・動画・FAQがあるか
記事を書くには、高解像度の商品写真、使用シーンの写真、短い動画、スペック表、よくある質問への答えが必要です。AIはリストをつくれますが、素材そのものは用意しなければなりません。
配信前の準備度
準備できている
- 見出しで新しさが分かる
- 事実をすべて照合した
- 根拠のない表現がない
- 素材リンクがある
- 媒体ごとの切り口がある
見直しが必要
- 見出しが「〇〇を発売」だけ
- 数字を確認していない
- 「No.1」「業界初」が残っている
- 素材の案内がない
- 全媒体に同じ文面
よくある失敗
- AIの下書きを、事実確認せずに配信する
- 見出しの候補から、いちばん派手なものを選ぶ
- 配信すれば掲載されると考え、メディアへの個別の案内をしない
- 素材のリンクを入れ忘れる
配信と掲載の関係はPR TIMESに出してもメディア掲載されない理由で解説しています。
配信前チェックリスト
配信前チェックリスト
- 見出しで何が新しいかが分かる
- リードで誰が・何を・いつ・どこで・いくらでが分かる
- 商品名・価格・発売日・販売場所を照合した
- 根拠のない表現を削除した
- レビュー依頼の表示ルールを確認した
- 写真・動画・スペック表のリンクがある
- 問い合わせ先とサンプル条件がある
- 日本語を母語とする人が読んで確認した
AI翻訳を使う場合の注意点はAI翻訳だけでは商品PRが伝わらない理由もご覧ください。
Glotureが支援できること
Glotureは商品PRの会社です。AIでつくった下書きの確認から、商品ストーリーの設計、プレスリリースの仕上げとPR配信、媒体ごとのメディアアプローチ、自社メディアModern-Gでの紹介、掲載レポートまでを支援します。表現の法的な判断は行っていないため、必要に応じて専門家にご確認ください。メディア掲載や売上をお約束するものではありません。PR予算は30万円からご相談いただけます。
この記事は、株式会社Glotureの商品PR支援経験をもとに編集しています。
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